今月の歌


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月々の歌

                                             

2020年 9月の歌

夕されば西陽に応うる杜鵑草眩しきまでに輝いており



長かった夏が年貢を納める決意をしたようです。朝夕が少し涼しくなって、それを待っていたかのように、花たちが動き始めました。
もう蝉の声は何処からも聴こえて来ません。草叢からはじーっという虫の音が届きます。桔梗、杜鵑草、萩、芒、申し合わせたように咲き出せば、ようやく秋が 定着したのを感じて、安堵する思いです。が多くなりました。コロナは未だ滅びる様子はないけれど、少し心が明るくなる気がしています。