日々を楽しむやきもの

ちょっと一服の湯呑、ちょっと一杯のぐい呑みや徳利、さりげない花生けなど日々の生活を何気なく潤す生活雑器たち。日ごろ愛用している普段使いのやきものです。

 

                                徳利とぐい呑み

主人の父はやきものを愛し、萩焼きなどの茶碗で抹茶を頂くひとときを 楽しむ粋人でした。拙い私の作品にも背丈に見合った視点から温かい助言をしてくれる父でもありました。お酒の好きだった父にと酒器や肴用の小鉢をよく作りました。 

 
備前 備前

 

     鉢

      黄瀬戸の盛鉢一対。
 
 
 
  黒織部風小鉢二点
 
 
 

 
 

     家族銘々の湯呑

    それぞれの好みに合わせて作りました。 
    日本を離れている息子や娘の分も。
 

 
 

   花生け

 
 
 和室の違い棚用の小花入(真中のものが高さ8センチ)
 
米国で生活していた時は、作るものの色合いが自然に明るくなって行ったようです。又その方が部屋の雰囲気にも良くマッチしましたから、その時期は備前や信楽など渋い味わいの物から遠ざかって過ごしていました。下の花入れもその頃に作ったものです。

 
 
和室の床の間用に作ったもの。その時々に気に入っている土で集中的に作りますが、長いこと飽きずに使える物はほんの少しです。下の花入は季節やその時の気分で出たり入ったりしているもの達です。

 
 
          

                      床柱の竹くぎにかける花入。

 

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