気温はなかなか定まりませんけれど、木々の芽吹きもそこここに見られ、雪柳や小手毬の清楚な白が早春の陽を浴びて輝いています。寒さに耐えて冬越しした花々の華やぎや、陽だまりに集う小鳥たちの賑わいからも、すぐそこまで来ている春の息吹きを感じます。今月の茶室は、ようやく手にした春の香りを部屋いっぱいに込めました。その雰囲気を軸、棚、花、茶碗、茶入、菓子などに感じ取っていただけましたらと思います。 |
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棚:三友棚 軸:春草生 花:時のもの 花入:黒鶴首 |
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名前の謂れ
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茶器:龍玉 茶碗:はまぐり |
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