六月(水無月)の茶室

梅雨の季節となりました。鬱陶しい時期をなるべく涼やかに、快くお稽古が出来るようにと道具に気を配るようにしています。花篭 
は次第に大ぶりに、花はゆとりを持たせて涼やかに、華やかに、菓子は透明感のあるものを、器は涼しげに見えるものをと心がけます。 

 

水無月初日の茶室

軸: 山水有清音  棚: 水指棚
籠: 木曽路民芸籠 
花: あま茶、一つ葉しょうま、泡盛しょうま 、
鷹の羽すすき、おわた草

  棚、軸、籠、水指、茶器を模様替えした水無月の茶室

     床の間  

       軸: 行雲緑水 
       籠: 唐物写し耳付き 
       花: 桔梗、矢車草、半化粧

 

      床の花

籠: 手付き時代籠 
花: 額紫陽花、かき蘭、くがい草、
桔梗、鷹の羽すすき
籠:唐物写し
花 :くがい草、半化粧、甘茶,
更科しょうま、紫露草
籠: 透かし籠 
花:  唐糸草、半化粧、鷹の羽すすき、
松明草、額紫陽花
    
  
 
 

                           棚

                     棚: 桑子卓、   水指: 京焼 手毬、  茶器: 川太郎棗

 

           茶菓子

時雨餡
旅枕と切餡
朝の雫

 
 

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