弥生(三月)の茶室

今年は春が駆け足のようです。北風をしのいで身を縮めていた木々の芽が、目にも確かななほどに
勢いよくその大きさを増してきました。小鳥達の陽気なさえずりにも、  元気を取り戻したパンジーの
彩りの冴えにも、直ぐそこまで近づいた春の息吹が感じられます。 いきいきと  変化する自然の移り
変わりの様を楽しみながら、その季節を  茶室の中に写せたらと軸を選び、花を生ける日々です。

 

床の間

軸: 画賛 春草生

三友棚


 
 

床の間の茶花

花: 土佐みずき、春蘭   花入: 備前 花: 紺侘び助 はないかだ  
花入: 染付大徳利
花: 源平桃、 編笠百合          花入: 越前

 
 

茶菓子

上洋饅頭 さくら   笹だんご    三色雛菓子

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