笹の平茶碗
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七夕の季節になりました。どんよりとした日が続きますが、せめて7日にはきらめく天の川を仰ぎたいものです。
空気が重い日々には爽やかさや涼やかさに心が惹かれます。そこで、七夕飾りに使われる笹の葉を線彫した平茶碗を緑で染めてみることにしました。 透明感を出すために土は白土(磁土)を使い、更にその上に白の化粧泥をかけて素焼をしました。 それに緑交趾釉を上乗せしましたから、少し重い茶碗になりましたが、ガラスのような感触が得られました。 茶碗の口を見ていただきますと、緑色の下から化粧泥の白が透けているのがお分かりいただけると思います。 |
笹の平茶碗が出来るまで
![]() 成形後笹の線彫 |
![]() 化粧泥生掛け |
![]() 素焼後緑交趾施釉 |
![]() 焼き上がり |