季節の香合
炉の季節だけに使う陶器の道具には花入と香合があります。先月花入れを作りましたので、今月は香合にしてみました。炉の季節には、炭点前の流れの中で、点てた炭に練り香を入れる作法があります(風炉点前では香木を使います)。ここで作る香合は、その練り香を入れる蓋付容器を意味します。季節に因んで、クリスマスツリーとベルを、そして来年の干支に因んで兎の形を模してみました。
クリスマスツリー型香合
土:
釉薬ツリー:
星、ライツ:
焼成温度ツリー:
星、ライツ:
赤ライツ:
焼成方法:
焼成時間:
高さ:
磁土
織部
低温釉薬、絵具
1200℃
850℃
200℃
酸化
通算12時間
7cm
ツリー型の香合が出来るまで
成形後
素焼後ツリーのみ施釉
本焼後星施釉
仕上げに赤いライトを塗り、色を定着させる
クリスマスベル型香合
土:
釉薬 ベル:
柊の葉:
柊の実:
焼成温度ベル:
柊の葉:
柊の実:
焼成方法:
焼成時間:
高さ:
磁土
メタリック・ゴールド
織部
陶器用絵具
850℃
1200℃
200℃
酸化
通算12時間
6.5cm
ベル型香合が出来るまで
素焼後柊の葉に施釉
本焼後ベルに施釉
ベル発色後、実に着色
仕上げに200℃で焼き、色を定着させる
兎の香合
土:
釉薬 兎、耳:
目、口:
焼成温度兎:
目、口:
焼成方法:
焼成時間:
高さ:
長さ:
幅:
磁土
白、ピンク楽
陶器絵具
1000℃
200℃
酸化
通算8時間
4.5cm
7cm
4.5cm
兎の香合が出来るまで
素焼後
釉付後
本焼後
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Rurikon