夏の間使った風炉を片付け、11月からは炉点前になります。
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艶黒徳利型花入
紅葉が進み始めました。美しい照り葉を引き立てるような花入を作りたいと思い、黒を選びました。
微妙に融点の異なる藍釉を艶黒釉の上に施し、溶解度に達してから一時間ほど練らしましたら、藍が流れて黒に溶け込んでくれました。これならば紅の邪魔はしないかもしれません。 |
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制作の流れ
![]() 成形後 |
![]() 素焼後 |
![]() 施釉後 |
![]() 本焼後 |
萩釉筒型花入
黒で作った花入に、照り葉を挿してみましたら、黒が自己主張し過ぎて照り葉と馴染まないことに気付きました。
そこで色をおさえた筒型の花入を作り足しました。こちらは照り葉と相性が良いようです。前、うしろ、どちらを正面に据えても使えそうです。 |
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![]() 素焼後 |
![]() 施釉後 |