new 季節の贈りもの
2012年秋(9月〜11月)
 9 月に入っても真夏と変わらない暑さが続き、いつ果てるとも知れないと絶望的になるほどでした。そ れでも9月の半ばを過ぎると涼風の立つ日も増えて、急に秋の気配が濃くなって行きました。一 年中で一番趣のある季節、何をするにも動きやすいこの季節を、心ゆく まで楽しみました。それは、9月始めに退院が適った母が、日毎に元気になって 行ってくれたからに他なりません。旅を楽しみ、食を楽しみ、会話を楽しんだ良い日々でした。



秋のたより
ニューハンプシャーに旅した娘たちから秋飾りが届きました。東京には
まだ夏の名残りが留まっていましたけれど、にわかに涼風が吹き込んだ
心地です。トンボにススキと菊を添えましたら、急に和風になりました。






箱根行(9 月29日、30日)
仙石原のススキは今が盛りと ニュー スで報じられているのを見て、箱根に行きたくなりました。息子に意向と質すと「じゃあ,行きましょ う」 と 快く応じてくれました。秋の気配が漂い始めた山の空気はすっきりとして、色付き始めた楓、風に靡く ススキ、豊かな野の花々の表情は、移りゆく季節を目にも 肌にも感じさせてくれました。

芦ノ湖の朝
朝5時過ぎ空が白み始めました。
朝焼けが富士をピンクに染めています。

紅葉が始まって
箱根プリンスホテルの正面玄関の楓。
毎年一番に色付きます。今は5分ほど。


仙石原のすすき
ニュースで報じられれば混雑は当然、駐車場
探しに難渋して息子は辺りをドライヴして待って
いてくれました。すすきは最盛期でした。


野あざみ
仙石原のすすきの根元に咲く野生の
あざみです。花壇のものより一回り小さく、
色も控えめ、棘だけは余計に鋭いです。


女郎花
秋の七草のメンバー、粟花とも言うそうです。
花言葉は「儚い恋」とか。


竜胆
小ぶり、一輪で凛と咲いていました。
「悲しんでいるあなたを愛する」が花言葉。、








宇部に旅して(10月7〜8日)
父の13回忌の法要と母の白寿の祝いの連絡が義弟からありました。姑の子供とその配偶者13名、孫十数名とその配偶者とで30名ほど、更に曾孫10人と総勢50人ほど が宇部に勢揃い、姑は勿論のこと舅も顔を綻ばせていたことと思います。娘もボストンから本当に久しぶりに参加して、とても楽しそうでした。足かけ4日の急ぎ旅でしたけれど。
姑の笑顔と懐かしい宇部の香りは、私達に大切なものを思い出させてくれる魔法のようでした。


宇部空港玄関正面

夫 の生家


絵前:常盤湖と宇部港


港を控えた市街地







Halloween 
かぼちゃの季節になりました。
木の葉がいくらか色つき始めて、空気が秋めいて来ています。
10月31日はHalloween。かぼちゃの中に蝋燭の火を点し、門口に置くことに致します。ここにはお化けが訪ねて くれることはないのですけれど。


   


 富士五湖めぐり(10月21日〜23日) 

富士急ビューホテル
ベランダから見た河口湖

河口湖から望む富士
5合目くらいまで冠雪しています。


西湖

精進湖

本栖湖と藤

山中湖、雲が出て富士は裾野だけ

青木ヶ原樹海 初々しいもみじ

青木ヶ原儒樹海 最盛期の紅葉







Thanksgiving
秋 色が日毎に深まって、 実りの季節が やってきました。
空は碧く、空気は爽やか、本当に心地よい日々が続きます。

秋のWelcom dolls



The Horn of Plenty
秋の実りを沢山盛り込んだ豊穣の神への捧げもの





奥多摩ドライヴ
息子が一日ドライブに誘ってくれました。秋も深まって、紅葉には少し削いのではと懸念
しつつ、先ず氷川渓谷へ、まだまだもみじは盛んで青空の許に華やいでいました。晴天
でしたから、帰り道からは富士も見え、名物のきのこも入手できました。もう少し早いと、
きのこの種類はこの倍もあると聞かされて、来年は中旬に来ようと息子と話しました。

氷 川渓谷の楓

かっ ての氷川駅、50年前のまま


多摩湖の秋景色


多摩湖の畔の紅葉


甲斐国立公園柳沢峠からの富士


甲州に下る道すがら






月と照葉
11月も末になると龍田姫が街にも下りて来 てくれます。
我が家の楓は未だ3〜5分ほどの紅葉です。
折しも満月が枝の間から覗きました。。






    9月、10月、11月  庭の木の花、実と宿根草
この季節は草も木も元気です。春や夏に咲いた花達が次々に実る季節です し、
春咲きの花の戻り花や秋ならではの花も沢山ありますから、花壇はとても賑やかです。















 

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