師走(十二月)の茶室

木々の高い小枝に残り葉がふるえています。ぴんと張り詰めたような空気が肌を刺すほどに冷たい日も多くなって来ました。
慌しさが押し寄せる心地のする日々ですが、せめて茶室の中ではゆったりとした時間を過ごしたいものです。
しばし松風に耳を傾け、心に静けさを取り戻すことといたしましょう。 

 

師走の茶室

 

床の間

軸:忙中閑

 

棚:袋棚    水指:深井焼(名古屋城お庭焼)    茶器:中継(輪島)

 
 
 

床の茶花

花器:備前  
花:土佐みずき照葉、姫椿つぼみ赤
花器:京高取  
花:白侘助、花いかだ
花器:白萩 花:千日こう残花、つつじ照り葉、
つわぶきの葉

 
 

茶菓子

かもめの玉子(岩手) 焼栗(京都)   福鶴餅 

        

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