くれないは
山かけおりて里おおう隣家のメ|プル炎のごとし
いづこから集まり来るやギ|ス達
河原に憩う旅立ちの朝に
母リスは木の実頬張りひた走る
秋の名残の日差しの中を
薪運び暖炉に初火を点したり
かざす吾が手のオレンジに染む
足早に秋すすみ行くレキシントンを
今日も歩きぬカメラ片手に
Johnが詠った「くれない」の歌
賑わいのウィルソンファ|ムに秋実る
かぼちゃを守る案山子もありて
Johnが詠った「薪運び」の歌
トラクタ|に揺られて向かいしカボチャ狩り
持ちきれぬほどの実りを買いぬ